屋根の塗装色選びにお悩みの方!色選びのポイントとメリットを解説

屋根の塗替えは、屋根の保護、家の保護に重要な機能性アップはもちろんのこと、外観をリフレッシュする要素もあります。屋根の色は、住宅の外観を決定する要素の一つであり、新しい色を選ぶことで、住宅の価値を高めることができるでしょう。そこで、今回は屋根の塗替えについて、とくに色の選び方とその効果についてまとめました。

屋根塗装の色の選び方

屋根の塗替えが家のメンテナンスにとって重要なことはわかっていても、色についてはあまり考えたことがない人も多いでしょう。そこでこの章では、色の選び方のポイント、地域性に合わせた色の選び方、住宅のスタイルに合わせた色の選び方について解説します。

色選びのポイント

屋根の色を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。

  • 建物の外観と調和する色を選ぶ
  • 屋根の素材に合わせた色を選ぶ
  • 気候条件に合わせた色を選ぶ

屋根の色は、住宅の外壁やドア、窓枠などの色と調和することが大切です。同じ色を使うことで、統一感のある外観を作れます。屋根の素材によって、適した色が異なるのです。たとえば、スレート屋根には濃い色が合い、瓦屋根には明るい色が合うでしょう。素材に合わせた色を選ぶことで、美しい外観を実現できます。屋根の色は、気候条件によっても変わります。たとえば、熱帯地域では明るい色を選ぶことで、太陽の熱を反射し、室内の温度を下げられます。逆に、寒冷地では暗い色を選ぶことで、太陽の熱を吸収し、室内を温かく保てるのです。

地域性に合わせた色の選び方

地域によって、屋根の色に好まれる色が異なります。たとえば、日本の伝統的な住宅では、瓦屋根に赤や茶色が使われることが多く、欧米の住宅では、スレート屋根に灰色が使われることが多いのです。新興住宅地などでは売り出し時に屋根の色のトーンをそろえていたりするので、そうした地域に合わせた色を選ぶことで、地域に馴染んだ外観を作れます。または、トーンを変えることで個性を表現できます。

住宅スタイルに合わせた色の選び方

住宅のスタイルによって、適した色が異なります。たとえば、モダンな住宅にはシンプルでモノトーンの色が似合い、古民家や和風住宅には、柔らかい色調や温かみのある色が似合うでしょう。また、建物のデザインや装飾によっても、適した色が変わります。建物のスタイルに合わせた色を選ぶことで、美しい外観を実現できます。以上、色の選び方のポイント、地域性に合わせた色の選び方、住宅のスタイルに合わせた色の選び方について解説しました。屋根の色を選ぶ際には、これらのポイントを参考にして、美しい外観を実現しましょう。ただし、屋根の色の変更には、地域の建築協定などによって制限がある場合があるので、事前に確認しておくことをおすすめします。

屋根塗装の色別メリット・デメリット

屋根の塗装色によって、建物の外観や性能に影響します。そこで屋根の塗装色の中でも、白・黒・茶・赤・緑色を取り上げ、色毎にメリット・デメリットをまとめました。

白色

白色のメリットは、太陽光を反射するため、夏場の室温上昇を緩和し、エネルギーコストを削減できる効果があります。また、熱伝導率が低いので、冬場の断熱効果が高いことが挙げられるのです。さらに、空間を明るくして、開放感を与えられます。デメリットは、汚れが目立ちやすく、定期的な清掃が必要になることです。

黒色

屋根の色を黒にするメリットとして、シックで高級感のある印象を与えることがあげられます。白とは逆に太陽光を吸収し、冬場の温かさを保持しやすいというメリットがあるのです。デメリットとしては、逆に夏場の室温上昇を招くことがあることと、太陽光を吸収するため、屋根材の劣化が早く進む可能性があることが挙げられます。

茶色

瓦屋根などでも多い茶色についてメリットを見てみましょう。茶色は、自然な印象を与えること、また汚れが目立ちにくいことです。デメリットとして、黒色と同じように太陽光を吸収するため、夏場の室温上昇を招くことがあること、そして黒色に比べると冬場の断熱効果が低い点があります。

赤色

茶系統にまとめられやすい赤について説明します。赤色にするメリットには、色的に元気な印象を与えるという点があります。そして赤も汚れが目立ちにくいでしょう。デメリットとしては、赤色も 太陽光を吸収するため、夏場の室温上昇を招くことがあります。茶系と同じように黒色に比べて冬場の断熱効果が低くなります。

緑色

緑色のメリットは、自然な印象を与えるという事が挙げられるでしょう。デメリットとしては、色合いによっては、周囲の環境と調和しない場合があります。濃色の場合には夏に熱を吸収して室温を上げることもあります。また、塗料によっては色あせが目立ちやすくもなるのです。

以上が、屋根の塗装色別のメリット・デメリットとなります。建物のデザインや環境に合わせて、適切な色を選ぶことが重要です。

まとめ

屋根を塗り替えるタイミングは、色々あります。築10年以上経ち回りから勧められたりとか、雨漏りが起きてしまったため修繕と合わせて塗り替えたり、または飛来物により屋根に損傷が起きたタイミングなどさまざまです。多くの場合、屋根の色にまで気が回らず、かといって何でもよいというわけではありませんから、屋根の色選びはほとんどの人が急いで解決する必要があります。

千葉県船橋市の「株式会社ティーダ」では、たくさんの経験を積んだ熟練の職人が親身になってお客様のために働きます。屋根の色はもちろん、費用のことなどもお気軽にご相談ください。当社は現地調査なども無料で行っておりますので、少し先の塗替えでもお気軽にご相談ください。