屋根の塗装はどうやって行う?どこに依頼する?

屋根の塗装はどうやって行う?どこに依頼する?

屋根の塗装は年数が経つにつれ、剥がれ落ちたり色あせたりしてきます。その他にも雨水を浸透させない機能の劣化も起こります。
それらを修繕するために必要な「屋根塗装」。その屋根塗装はどうやって進めていくべきかを見ていきます。

屋根塗装はDIYでも可能?

雨風にさらされて傷んで色が落ちてしまった屋根。その修繕の方法は大きく分けて二つになります。一つは専門の屋根塗装業者に依頼するというもの。もう一つは自分の手で塗る(DIY)というものです。この二つを費用面だけで比べた場合には、確実にDIYを行った方が安い費用で行うことが出来ます。

しかし、素人が行う屋根塗装はプロに依頼する場合と違い、さまざまな面で上手くいきません。それが最も顕著に出るのは、「塗装の仕上がり具合」です。素人は屋根塗装業者が持ち合わせているローラーを扱う技術や、刷毛の動かし方といった技術を持っていないため、どうしても塗装の仕上がり具合に差が出てしまいます。また、塗料やその他材料に関する知識も乏しいため、建物に合った材料を選ぶのが困難になります。それら材料一式を調達し揃えるのも、素人では難しいでしょう。

そして安全面も挙げられます。屋根塗装業者はヘルメットやスリップ防止機能付き靴などを身に付け、安全に関する教育や訓練をしっかりと受けたうえで、施工にとりかかります。一方素人はそのような装備を揃えることが出来ても、安全教育を受けていません。そのため非常に危険が伴います。安全面は重視するべきところなので、そういった点からもDIYはおすすめしません。

以上の点から屋根塗装は自分で行うよりも、プロである屋根塗装業者に依頼すべきと言えます。

屋根塗装業者の選び方

屋根の塗装を業者に依頼すると言っても、調べればたくさんの業者が出てきます。それらの中から、どのような基準で業者を選ぶのが良いのでしょうか。ここではその選び方をみていきます。

屋根塗装業者と一言でいっても、その種類はいくつかに分かれています。その種類とは「大手ハウスメーカー」、「工務店」、「地域の塗装業者」の三つです。この三つはそれぞれ利用する場合にメリット・デメリットがあるので、そのあたりを細かくみていきましょう。

大手ハウスメーカーの場合

大手ハウスメーカーに屋根塗装を依頼する場合の最大のメリットと言えば、大手であることの安心感を得られるということです。特に屋根塗装する建物が、そのハウスメーカーが手掛けたものの場合だと、家のデータを把握しているので、スムーズに事が運びます。作業もマニュアル化されているので安心です。管理体制がしっかりとしているので、トラブルが起きにくいというのもメリットの一つです。

デメリットとしては、費用が高額になりがちというものがあります。大手ハウスメーカーの場合、施工するのが中間業者になることが多いです。そのため中間マージンが発生し、費用が高くなってしまいます。

工務店の場合

工務店に屋根塗装を依頼する場合のメリットは、屋根塗装だけだはなくその他の補修やメンテナンスを引き受けてくれる場合があるといったことになります。それらを屋根塗装と一緒に施工してもらうことで、費用が割安になる可能性もあるのです。

大手ハウスメーカーに比べて費用が安めなのも特徴のひとつ。広告宣伝費や営業マンに人件費をかけていないため、低価格になっているのです。

デメリットは大手ハウスメーカーほどのアフターフォローや管理体制が整っていないところです。また工務店も中間業者に依頼することがあるため、その分の費用は掛かってしまいます。

地域の塗装業者の場合

街の小さな塗装業者に依頼する場合の最大のメリットは、低料金で利用できるということに尽きます。大手ハウスメーカーや工務店のように中間マージンが発生することがないので、もっとも低コストで施工が可能となります。

信頼出来るというのも大きなメリットです。地域に根付いているということは、信頼関係が築けるようなしっかりとした仕事をしているという証拠です。そのため、安心して施工を任せることが出来ます。

デメリットとしては、接客面や営業面での細かいサービスが受けられないところです。大手ハウスメーカーや工務店と比べると、そのあたりで物足りなさを感じるかもしれません。管理体制が整っていないところもデメリットのひとつです。

屋根塗装の相場費用は?

大手に頼むか、地域の業者に頼むかを決めたら、次に調べるのは屋根塗装の相場金額です。相場を把握しておくことは非常に重要で、少しでも安い費用になるように業者と交渉出来る、悪徳な業者にだまされないために必要となります。

屋根塗装の相場金額は、屋根面積によって大きく変わってきます。20坪の屋根面積の場合だと足場費用や縁切り費用などを含め、約130万円、30坪のものだとおよそ220万円になります。

屋根塗装に掛かる費用を少しでも抑える方法

以上のような費用がかかる屋根塗装を少しでも安くしたいならば、地域の塗装業者に依頼すること、そして相場金額を把握し交渉する知識を身に付けることが大切です。それ以外に出来ることと言えば「相見積もりをとること」や「外壁塗装と同時に行うこと」などがあります。

相見積もりを取れば、交渉次第では業者間で競わせることも出来るのでおすすめです。ただ、最低限の金額というのがありますので、無理な交渉をしてはいけません。

外壁塗装と屋根塗装を同時に行うのも非常に効果的です。屋根塗装費用の大きな割合を占める足場代を併用することが出来る可能性があるからです。

まとめ

屋根の塗装はDIYで出来なくはないですが、出来あがり具合や材料を揃える大変さ、安全面など総合的にみると、専門業者に依頼するべきでしょう。業者選びで掛かる費用が大きく変わってくるので、よく検討しましょう。

千葉県船橋市を中心に屋根塗装サービスを手掛けている株式会社「ティーダ」では、屋根塗装・外壁塗装などを承っております。細かなサービスと安心価格で対応させていただきます。

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